ロリポップレンタルサーバーのスタンダードプラン(PHP5.6/モジュール版)へOpenPNE3のインストール完了



前回はロリポップレンタルサーバーへ
Tera Term(テラターム)でログインしたところまで行きました。

前回の記事↓
SSHソフトのTera Term(テラターム)でロリポップレンタルサーバーへログインする。

今回の状況として・・・

Tera Term(テラターム)で
ロリポップレンタルサーバーへ接続した状態である、
そういった状況から進めたいと思います。

まずは・・・

cd web

とコマンド入力して、
あなたの借りているロリポップレンタルサーバーの、
「web」ディレクトリに移動します。

「-bash-4.1$」と表示されカーソルが点滅しています。

tera5

ちなみに以下に続いていく操作にも関連してくるので、
最初に一つ注意点を言っておきます。

もしも・・・

目的のディレクトリへの移動が失敗した場合は
「No such file or directory」との
表示があることで判断できます。

現在居るディレクトリからは、
そのコマンドで命じられた場所には、
移動できないということです。

本来居るべきであるディレクトリに居ないのに、
あなたが無茶振り(コマンド入力)な指示(命令)をしてしまった・・・
そういうことになります。

イメージで例えれば・・・

霧のかかった川を向こう岸へと渡るのに、
飛び石を使って渡るとします。

しかし、霧がかかっているため
一つ先の飛び石までしか見えません。

その状況で、
「二つ先の飛び石まで飛べ」
そう命令されたとして・・・

「見えないのにムチャなこと言うなよ!」

まぁそんな感じです。

現在「web」ディレクトリに居る状態です。

ところで
「web」ディレクトリって分かりますか?

以前の記事↓
OpenPNE3運営は独自ドメインのサブドメインで/ロリポップ管理画面でのサブドメイン設定【前編】
この記事で「ディレクトリ」の説明をしました。
ちょっと記事から引用します。

——–引用ここから————

ちなみに「幸運の招福まねき猫ちゃん(manekineko82.jpg)」
のアドレス(URL)は以下のようになっています↓
「http://gogojpn.com/lolipop_openpne3/wp-content/uploads/2015/11/manekineko82.jpg」

なお、「ディレクトリ」とは、
「フォルダ」でもあります。

「幸運の招福まねき猫ちゃん」の
アドレス(URL)を見て判断できることは、

「gogojpn.com」が最上位ディレクトリ(フォルダ)

——–引用ここまで————

ここで
『「gogojpn.com」が最上位ディレクトリ(フォルダ)』と説明しています。

しかし厳密に言えば「gogojpn.com」の上にもう一つディレクトリがあるのです。

それが「web」ディレクトリなのです。

以前の記事でロリポップレンタルサーバーのスタンダードプランでは
100個まで独自ドメインを設定できると説明したことがあります。

例えば・・・

「gogojpn.com」から「gogojpn99.com」まで
合計で100個の独自ドメインを取得して、
ロリポップレンタルサーバーのスタンダードプランで運用したとします。

当然のことながら、
「gogojpn.com」から「gogojpn99.com」まで
100個の独自ドメイン用のフォルダを
ロリポップレンタルサーバーの中に作らなければなりません。

それら100個の独自ドメイン用のフォルダは、
「web」ディレクトリ(フォルダ)の中に作ることになる、
そういうことです。

以前の記事↓
ムームードメインで取得した独自ドメインをロリポップで使用する。
その記事内から引用します。

——–引用ここから————

「公開(アップロード)フォルダ」の欄には
フォルダ名(任意の文字列)を入力します。

このフォルダ名はどの独自ドメインの物か
すぐ分かる名前が良いです。

今後、新たにいくつもの独自ドメインを取得していった場合、
もし適当なフォルダ名を付けていたとしたら・・・

どのフォルダがどの独自ドメインのものかが、
すぐに判別することができなくなります。

例えば私のように「gogojpn.com」という独自ドメインだったならば、
「gogojpn」とか「gogojpn.com」といった感じのフォルダ名を付ければ、
どの独自ドメインのフォルダかは一目瞭然ということです。

——–引用ここまで————

ようは・・・

独自ドメインのディレクトリ(フォルダ)は、
「web」ディレクトリ(フォルダ)の中に作られるということです。

ということは本ブログのURL(アドレス)は、
「http://gogojpn.com/lolipop_openpne3/
ではなく、
「http://web/gogojpn.com/lolipop_openpne3/
となるのでは?

そう思うかもしれません。

しかしそうじゃないんです。

そうならないために上記の記事内にもあるとおり、

「設定する独自ドメイン」での「公開(アップロード)フォルダ」
というものを設定しているのですから。

つまり独自ドメイン「gogojpn.com」でサイト運営するにおいては、
「web」は最上位ディレクトリ(フォルダ)ではなく、
「gogojpn.com」が事実上の最上位ディレクトリ(フォルダ)である、
そういえるのです。

端的にいうと「Web」ディレクトリとは・・・

例えばFTPソフトにより
サーバー側で「一つ上のフォルダへ」を
ドンドンとクリックして上へ上へと行ったとして、
それ以上「一つ上のフォルダへ」と行けなくなった場所、
そこが「Web」ディレクトリということになります。

ただし「Web」と名前がついたディレクトリ(フォルダ)が
あるわけではありません。

さて話を戻して・・・

現在「web」ディレクトリに居る状態です。

次にあなたの独自ドメインのディレクトリ(フォルダ)の
位置まで行く必要があります。

「cd あなたの独自ドメインのフォルダ名」
と入力します。

例えば・・・

独自ドメインのフォルダに
「gogojpn」という名前と付けていたならば「cd gogojpn」、
「gogojpn.com」という名前と付けていたならば「cd gogojpn.com」、
と入力します。

tera6

「-bash-4.1$」と表示されカーソルが点滅しています。

現在、あなたの独自ドメインのディレクトリ(フォルダ)の
位置に居る状態です。

この位置に、
OpenPNE3本体をgitから入手します。
本ブログでは2015年11月25日現在の最新版「OpenPNE3.8.17.1」で
進めていきます。

OpenPNE3は最新版の入手をオススメします。
早速、gitからOpenPNE3本体を入手しましょう。

次のコマンドを入力します。

git clone git://github.com/openpne/OpenPNE3.git

tera7

OpenPNE3本体のコピーが始まりまので、
終了するまで待ちます。

終了すると「-bash-4.1$」と表示されカーソルが点滅しています。

これでGitからあなたのロリポップレンタルサーバーに
OpenPNE3本体が入手できました。

次のようにコマンドを入力してチェックアウトを行います。

cd OpenPNE3
git checkout OpenPNE-3.8.17.1

tera8

「-bash-4.1$」と表示されカーソルが点滅しています。

OpenPNE3の「config」ディレクトリに移動するため、
次のコマンドを入力します。

cd config

tera9

現在「config」ディレクトリに居ます。

「config」ディレクトリ内の設定ファイル
「OpenPNE.yml.sample」を
「OpenPNE.yml」へと名称変更します。

次のコマンドを入力します。

cp OpenPNE.yml.sample OpenPNE.yml

続けて、

「config」ディレクトリ内の設定ファイル
「ProjectConfiguration.class.php.sample」を
「ProjectConfiguration.class.php」へと名称変更します。

次のコマンドを入力します。

cp ProjectConfiguration.class.php.sample ProjectConfiguration.class.php

tera10

「-bash-4.1$」と表示されカーソルが点滅しています。

これで「config」ディレクトリ(フォルダ)内には、
「OpenPNE.yml」と「ProjectConfiguration.class.php」の
ファイルがあるはずです。

実際にFTPソフトで
あなたの借りているロリポップレンタルサーバーに接続して
「config」ディレクトリ(フォルダ)内を確認してみてください。

ところで・・・

「OpenPNE.yml」ファイルは
あなたの環境に合わせて、
設定を変更する必要があるのです。

設定変更の作業をするため、
「OpenPNE.yml」のファイルをFTPソフトを使って、
あなたのパソコンにダウンロードして下さい。

ちなみに本ブログでダウンロードからインストール、
設定までやったFTPソフトのFFFTP(エフエフエフティーピー)なら
サーバー側からローカル側へと
ドラッグ&ドロップすればOKです。

FTPソフトのFFFTP(エフエフエフティーピー)に関する記事↓
OpenPNE3をロリポップレンタルサーバーへインストールするのに必要なFTPソフト/FFFTP
あなたのパソコンにダウンロードした
「OpenPNE.yml」のファイルを
テキストエディタで開いてください。

ちなみにテキストエディタについて、
本ブログでは以前の記事で「サクラエディタ」の
ダウンロードからインストールまで説明しました。

テキストエディタのサクラエディタに関する記事↓
OpenPNE3をロリポップレンタルサーバーへインストールする際に使用したテキストエディタ・サクラエディタ
ちなみに「OpenPNE.yml」のファイル内容は下記のようになっています。
(ソース貼ろうとして、貼れなかったので、
ついさっき「SyntaxHighlighter Evolved」という
プラグインをインストールして
ソース貼り付けてみました。
これでいいのか分からんですが、
使い方の詳細を調べる時間もないから、
今日のところは良しとするしかないですね。
ホントやっかいなことが多すぎですね・・・)

######################################
# 基本設定 (Basic)
######################################

# SNS の URL
# URL of the SNS
base_url: "http://example.com"

######################################
# メール (Mail)
######################################

# SNS からのメール送信に使うドメイン
# Domain to use for sending e-mail from the SNS
mail_domain: "example.com"

# メール投稿アドレスにメンバー毎にユニークなハッシュを含める
# Contain an individual hash for an e-mail address that is used to post something to the SNS
is_mail_address_contain_hash: true

# メール投稿アドレスのハッシュの長さ
# Length of hash for an e-mail address for posting
mail_address_hash_length: 12

# SNS から送信するメールの Envelope From (Return-Path ヘッダ) に指定するアドレス (PHP の safe_mode が有効な環境では指定できません)
# Envelope From (Return-Path header) address for sending e-mail from the SNS (cannot use if your PHP's safe_mode setting is on)
#mail_envelope_from: "return@example.com"

# SNS から SMTP 経由でメールを送信する場合の SMTP サーバのホスト名
# Hostname of the SMTP server for sending e-mail via SMTP
#mail_smtp_host: "smtp.example.com"

# SNS から SMTP 経由でメールを送信する場合の SMTP の設定
# Config of the SMTP for sending e-mail via SMTP
#mail_smtp_config:
#  auth:     "login"
#  username: "myusername"
#  password: "password"
#  ssl:      "tls"
#  port:     587

# メールテンプレートに機能制限をおこなうかどうか
# Add restriction to mail templates
is_restrict_mail_template: true

######################################
# キー設定 (Keys)
######################################

# A secret for generating CSRF token (You should change this if you want to run OpenPNEs on multiple servers)
# CSRF トークンを生成するためのシークレット (複数 Web サーバで OpenPNE を動作させる場合、この設定を変更する必要があります)
#csrf_secret: ""

# A secret for generating sid token
sid_secret: "<?php echo filemtime(__FILE__) ?>"

######################################
# セッション (Session)
######################################

# セッションストレージ設定 (Configure Session storage)
#   name の値には、 file, database, memcache の他、任意のセッションストレージクラス名が使用できます
#   ("file", "database", "memcached" and any class names of session storage class as value of "name")
#   database を選択した場合、扱えるセッション ID の文字列長 128 までとなります。必要に応じて session.hash_function と session.hash_bits_per_character の値を調節してください
#   (If you use "database", you can handle 128 length session id. Tune session.hash_function and session.hash_bits_per_character for your needs)
session_storage:
  name: "file"
  options:

# セッション存続時間設定
# Configure session lifetimes
session_life_time:
  # PC 版設定
  # for pc_frontend
  pc_frontend:
    # セッションの有効期限(秒)
    # The maximum idle time
    idletime: 432000 # 5 days

  # 携帯版設定
  # for mobile_frontend
  mobile_frontend:
    # セッションの有効期限(秒)
    # The maximum idle time
    idletime: 3600 # 1 hour

  # 管理画面設定
  # for pc_backend
  pc_backend:
    # セッションの有効期限(秒)
    # The maximum idle time
    idletime: 86400 # 1 day

# 「自動的にログイン」の持続時間
remember_login_limit: 2592000 # 30 days

# セッションデータにサイト特有の識別子を含めるかどうか
# Configuration of using site_identifier in session data
check_session_site_identifier: true

######################################
# SSL
######################################

# 特定ページでの SSL を使用するかどうか
# Configuration of using SSL
use_ssl: false

# SSL用URL (Cookie の値を引き継ぐため、 base_url と同一ドメイン・パスである必要があります)
# Base URL for SSL (Set same domain and same path with "base_url" configuration to take over a value of Cookie)
ssl_base_url:
  pc_frontend: "https://example.com"
  mobile_frontend: "https://example.com"
  pc_backend: "https://example.com"
  api: "https://example.com"

# SSL が必須なアプリケーション
# Applications that are SSL required
ssl_required_applications: ["pc_backend"]

# SSL が必須なアクション
# Actions that are SSL required
ssl_required_actions:

  # PC 版設定
  # for pc_frontend
  pc_frontend: ["member/register", "member/registerInput", "member/registerEnd", "member/editProfile", "member/config", "member/login", "member/logout", "member/invite"]

  # 携帯版設定
  # for mobile_frontend
  mobile_frontend: ["member/editProfile", "member/config", "member/logout", "member/invite"]

  # 管理画面設定
  # for pc_backend
  pc_backend: []

# SSL を使用するかどうかをメンバーが選択できるアクション
# Actions that are SSL selectable by SNS member
ssl_selectable_actions:

  # PC 版設定
  # for pc_frontend
  pc_frontend: ["default/customizingCss"]

  # 携帯版設定
  # for mobile_frontend
  #   * OpenPNE は SSL 通信で得られた携帯電話個体識別番号は信頼しないため、携帯電話個体識別番号を扱うアクション群がデフォルト設定となっています
  #   * ここで指定された、携帯電話個体識別番号を扱うアクションでは、携帯電話個体識別番号を扱う場合のみ HTTP を選択し、それ以外の場合は HTTPS を使わせるようにしています
  mobile_frontend: ["member/register", "member/registerInput", "member/registerEnd", "member/login", "member/configUID", "member/registerMobileToRegisterEnd"]

  # 管理画面設定
  # for pc_backend
  pc_backend: []

######################################
# 画像 (Images)
######################################

# ImageMagick 使用設定 (Configuration of using ImageMagick)
#   0: off - ImageMagick を使わない (Don't use ImageMagick)
#   1: on  - GIF のみ ImageMagick を使う (Use ImageMagick only for GIF)
#   2: on  - JEPG,PNG,GIF に ImageMagick を使う (ただし、 GD も必要) (Use ImageMagick for JPEG,PNG,GIF)
use_imagemagick: 0

# ImageMagick コマンドのパス
# Path to ImageMagick binary
imagemagick_path: '/usr/bin/convert'
#imagemagick_path: '"C:\Program Files\ImageMagick-6.2.5-Q16\convert"'

# 画像生成クラス設定 (Configuration of class for image-generating)
#   この設定を有効にすると、 use_imagemagick の設定を無視して任意のクラスで画像を生成します。
#   (If this configuration is enabled, OpenPNE generates image by using the specified class avoid "use_imagemagick")
#   使用されるクラス名は、 sfImageGenerator[image_generator_name] となります
#   (OpenPNE use a class that is named as "sfImageGenerator[image_generator_name]")
#image_generator_name: "GD"

# 画像ストレージ設定 (Configuration of using storage for storing image) [experimental; unsupported yet (実験的な機能・未サポート)]
image_storage: Default  # DB に画像バイナリを保存します (Store image binaries in DB)
#image_storage: Filesystem  # ファイルシステム上の任意のディレクトリに画像バイナリを保存します (Store image binaries to any directories in filesystem)

# 画像ストレージに Filesystem を選択した場合の画像保存先ディレクトリのパス (Web サーバからの書き込み権限が必要) [experimental; unsupported yet (実験的な機能・未サポート)]
# Path to directory for storing images if a value of "image_storage" is "Filesystem" (Need to write permission from Web server)
#image_storage_filesystem_master_dir: '/path/to/directory'

######################################
# データベース (Database)
######################################

# テーブル名のプレフィックス (例: table_prefix: "op_")
# Table name prefix (e.g: table_prefix: "op_")
table_prefix: ""

# Query Cache および Result Cacheのキープレフィックス (例: doctrine_cache_key_prefix: "op_")
# Key prefix of Query Cache & Result Cache (e.g: doctrine_cache_key_prefix: "op_")
doctrine_cache_key_prefix: ""

######################################
# プロキシ (Proxy)
######################################

# インターネット接続に使用するプロキシ (ホスト名:ポート番号)
# Proxy to access the Internet (hostname:port)
http_proxy: ""

####################################
# 言語設定
####################################

# 対応言語
supported_languages: ['en', 'ja_JP']

####################################
# プラグインチャンネルサーバ設定
####################################

# デフォルトで使用するチャンネルサーバ
# default_plugin_channel_server: "plugins.openpne.jp"

# プラグインリストのベース URL
# plugin_list_base_url: "http://plugins.openpne.jp/packages/"

###########################################
# モバイル自動リンク設定 (Mobile Auto link)
###########################################

# モバイルで自動リンクするタイプ
# all, urls, email_addresses, phone_numbers
#
# default_mobile_auto_link_type: ['urls']

# 外部URLを自動リンクするか
# default_mobile_auto_link_is_allow_outer_url: true

# モバイルから外部のURLを利用する際に利用するプロキシ
# Proxys is used when member link outer URL at the mobile
mobile_proxys:
  'Google' : 'http://www.google.co.jp/gwt/x?u='

####################################
# モバイルCookie使用設定
####################################

# モバイルでCookieを使用するかどうか (使用できる場合に限る)
# Configuration of using cookie with mobile (only if it can use)
#
is_use_mobile_cookie: true

ここからは私が「OpenPNE.yml」のファイルに対して、
実際におこなった設定の変更内容を記述します。

なお、私が間違った設定を行っている可能性もありますので、
予めご了承ください。

7行目の「base_url」をあなたのSNSのURLにする必要があります。
以前の記事で作ったサブドメインのURLを記入すればOKです。

参考記事↓
OpenPNE3運営は独自ドメインのサブドメインで/ロリポップ管理画面でのサブドメイン設定【後編】

15行目の「mail_domain」、
ここにはあなたの独自ドメインを記入します。
(例:私が取得している独自ドメインの場合は「gogojpn.com」)

下の『—–ここから—–』『—–ここまで—–』に関して気付いたことなどが有りますので、ここより下へと読み進める前に先ずは『この記事→OpenPNE3をロリポップレンタルサーバーへインストールに関しての追記』を読んでみてください。

—–ここから—–

27行目の「mail_envelope_from」
ここはSNSのウェブマスター、
あなたのメールアドレスで良いと思います。

※ちなみに「#」がついている場合は
「#」以降が「説明文」のように扱われて
プログラムに反映しないので、
「#」を削除する必要があります。

31行目の「mail_smtp_host」
ロリポップなので、
「smtp.lolipop.jp」で良いと思います。

37行目の「username」
ここはSNSのウェブマスター、
あなたのメールアドレスで良いと思います。

38行目の「password」
あなたがメールアドレス作成時に設定したパスワードです。

※ちなみに35行目から40行目まで、
先頭の「#」を削除しないと動作に反映されません。

112行目から115行目、
「https://」はそのままで、
以降にあなたのサブドメインのURLを入力します。

—–ここまで—–

私が「OpenPNE.yml」のファイルに対して、
実際におこなった設定の変更内容は以上です。

「OpenPNE.yml」のファイルを上書きして、
FTPソフトで「config」ディレクトリ(フォルダ)内に
アップロードします。

さて次は、ロリポップレンタルサーバー上に入手したOpenPNE3を、
「openpne:install」の実行によりインストールします。

SSH接続で現在「config」ディレクトリ(フォルダ)に居ます。

cd ../

と入力して「OpenPNE3」ディレクトリ(フォルダ)に行きます。

./symfony openpne:install --non-recreate-db

と入力します。

データベース設定をインストール作業中に聞かれます。
先日の記事↓
ロリポップ!レンタルサーバーにOpenPNE3専用のデータベースを作成する。

ここで作成したデータベースの情報を指示に従い入力していきます。

「Choose DBMS:」
ここでは使用するデータベースの種類を聞かれます。
「mysql」と入力します。

tera11

「Type database username」
ここでは使用するデータベースのユーザー名を聞かれます。
あなたのデータベースの「ユーザー名」を入力します。

tera12

「Type detabase password(optional)」
ここでは使用するデータベースのパスワードを聞かれます。
あなたのデータベースの「パスワード」を入力します。
※パスワードを忘れた場合は、
あなたのロリポップ管理画面から「データベース」の
「操作する」から「パスワード確認」で視認できます。

tera13

「Type database hostname」
使用するデータベースのホスト名を聞かれます。
あなたの「データベースホスト」を入力します。

tera14

「Type database port number(optional)」
使用するデータベースのポート番号を聞かれます。
ここは未入力のままで「Enter」キーを押します。

tera15

「Type database name」
使用するデータベースの名前を聞かれます。
あなたの「データベース名」を入力します。

tera16

設定内容の確認を最後にします。
設定に間違いなければ「y」と入力します。

tera17

インストールが開始されます。
終了するまでしばらくそのまま待ちましょう。
インストールが終了すると
「-bash-4.1$」と表示されカーソルが点滅した状態になります。

tera18

ここで一旦SSHソフトのTera Term(テラターム)は、
ログアウトしてください。

続いて
「.htaccess」を編集します。

FTPソフトで「OpenPNE3/web/」にある
「.htaccess」というファイルを、
下記のように変更して下さい。

1行目の

Options +FollowSymLinks +ExecCGI

Options SymLinksIfOwnerMatch ExecCGI Includes IncludesNoExec MultiViews

と変更します。

変更が終わったら「OpenPNE3/web/」にある
「.htaccess」というファイルを
変更し終わったものに上書きして下さい。

以上でOpenPNE3のインストールが全て完了しました。

早速、あなたのOpenPNE3によるSNSサイトに行ってみましょう。

あなたのサブドメインのアドレスを入力してください。
(例:サブドメイン名が「abc」の場合は、
「http://abc.gogojpn.com/」と入力)

あなたのOpenPNE3によるSNSのログイン画面の確認が
表示されていることが確認できると思います。

openpne1

早速、初期アカウントでログインできることを確認して下さい。

メールアドレスの欄には「sns@example.com」

パスワードの欄には「password」

と入力し「ログイン」をクリックします。

ログインすると下のような画面になります。

openpne2

「設定変更」から、
メールアドレスとパスワードを必ず変更するようにして下さい。

続いて管理画面の確認をします。

あなたのOpenPNE3サイト管理画面のアドレスを入力します。

あなたのサブドメインのURLの後に
「pc_backend.php」を付けると管理画面のURL(アドレス)になります。
(例:サブドメインが「http://abc.gogojpn.com/」の場合は、
「http://abc.gogojpn.com/pc_backend.php」と入力)

あなたのOpenPNE3によるSNSの管理画面が
表示されていることが確認できると思います。

openpne5

初期アカウントでログインできることを確認して下さい。

アカウント名の欄には「admin」

パスワードの欄には「password」

と入力し「ログイン」をクリックします。

ログインすると下のような画面になります。

openpne4

「管理画面設定」からパスワードを必ず変更するようにして下さい。

※初期アカウントの「admin」は固定のようで、
パスワードの変更は可能ですが、
「admin」という名前の変更や削除ができないみたいです。
別の名前の「管理用アカウント」を追加することは出来ます。

ちょっと補足・・・

あなたのOpenPNE3によるSNSサイトで、
初期アカウントでログインし、
メールアドレスを変更した際に、
「メールアドレス変更ページのお知らせ」が
メールで届いたはずです。
そのメールアドレスは「sns@example.com」にて
届いたと思います。

このメールアドレス「sns@example.com」を変更するには、
管理画面の「SNS設定」にて、
「管理者メールアドレス」を
ウェブマスター(あなた)のメールアドレスに変更して下さい。

以上でOpenPNE3のインストール完了となりました。

なお、私はOpenPNE3インストールを
ロリポップレンタルサーバースタンダードプランの
「PHP5.5(CGI版)」および
「PHP5.6(モジュール版)」と、
2つのPHPバージョンにより、
同一の手順にて、
同一の作業を行いました。

現時点では
「PHP5.5(CGI版)」でインストールしたOpenPNE3、
「PHP5.6(モジュール版)」でインストールしたOpenPNE3、
動作に違いがあるのか?
そういったことは不明です。

今後における本ブログの方向性としては、
OpenPNE3の設定や運営について、
気付いたことなど記事にしていきたいと思います。

今回は、作業的に途中で区切れる箇所がなかったので、
一気に最後までイキました。

前フリのネタも用意していたのですが、
ちょっと長くなりそうだったので
ヤメざるをえなかったのが残念です。

それではごきげんよう。

また次回あなたに会えるのが楽しみです。

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