ザ・ストーリー/ロバート・マッキー著【おすすめ書籍/ビジネス】



ビジネスに限らず、
人の心をつかみ行動してもらうためには何が重要でしょうか?

人に行動してもらう・・・

それには「動機」が必須です。

「動機」を生じさせるために重要なこと・・・

それは「ストーリー」です。

人を感動させる「ストーリー」を創造する・・・

説得力のある「ストーリー」の大切さ・・・

この書籍は「ストーリー」をテーマにして書かれたものです。

非常に興味深く読め、本当にためになる書籍だと感じましたので、
是非とも読んでください。

http://gogojpn.com/lk/story/

story

ところで・・・

人の心を動かすためにはどうすれば良いでしょうか?

小説家、劇作家、映画やテレビの脚本家・・・

そういった職業に関係しているのであれば、
誰しもが興味を持ち、
そして知りたいテーマだと言えるでしょう。

もっとも今の時代はボーダーレスです。

そういった特定の人たちに限らず、
誰しもが興味を持ち知りたいと思える内容なのかもしれません。

ウェブライター、コピーライター、マーケター、
セールスマン、コンサルタント、講演講師、ユーチューバー・・・

彼らは皆が皆、人の心を動かすテクニックを体得したいと望んでいます。

その理由は言うまでもありません。

人の心を動かすためには、
「人の心を動かすためのテクニック」が必須だからです。

「ストーリー」は人の心を動かすテクニックの
一つのツールとしては非常に重要です。

そのため「ストーリー」を語ることは一般的になってきました。

ところで・・・

あなたは人を感動させるストーリーを創造できるでしょうか?

人を感動させるストーリーを実際に創ろうと思ってはみても、
非常に困難なことだと感じた人も多くいることでしょう。

例えば・・・

自社商品を開発ストーリーと共に紹介しようとしたが、
思っていたような反応はお客さんから返ってこなかった・・・

そういった経験が
あなたにもきっとあることでしょう。

いったいどうすれば良いのか・・・

どうすれば人を感動させることができるのだろう?

「感動」

それは・・・

「あなたが思ったような反応が取れなかった自社商品の紹介」であったとしても
「あなたが感動した映画の脚本」であったとしても
人を感動させるために使うべきテクニックは同じなのです。

なぜならば・・・

人が感動するのには“原則”があるからです。

小手先だけのノウハウやテクニック・・・

そういったものではなく人間に普遍的な“原則”です。

あなたもこの“原則”さえ理解すれば、
どんなシーンにも応用することができるのです。

本書の内容は映画の脚本に特化したものなのですが、
あなたがおこなっている様々なビジネスにも
転用でき応用することができる“原則”なのです。

ちなみに・・・

著者のロバート・マッキー氏は
影響力が世界一あるといわれるシナリオ講師で、
35名ものアカデミー賞受賞者と
164名ものエミー賞受賞者を
世に送りだしています。

つまり・・・

ロバート・マッキー氏の“原則”には
それほどまでの説得力があるということなのです。

ロバート・マッキー氏の“原則”は、
あなたのビジネスライフ、ビジネスシーンに
非常に大きな影響を与えてくれることは間違いないでしょう。

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【著者のロバート・マッキー氏とは?】

セミナーが情熱的なことで知られるシナリオ講師。

テレビ産業および世界の映画産業の中心地である
ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドンなどで
シナリオのセミナーを開催している。

35名のアカデミー賞受賞者および
164名のエミー賞受賞者を
彼のもとからは輩出している。

その他には企業家に向けのセミナーも開催しており、
ゴールデン・ハーベストやトライスター・ピクチャーズなどの
メジャースタジオのコンサルタントも務める。

1991年にはイギリス映画テレビ芸術アカデミーのアワードを
『J’accuse: Citizen Kane』で受賞した。

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【25年前の話(でもあなたに関係あり)】

25年前の美しい春の夕暮れ時、
二人の若者が同じ大学を卒業しました。

彼らはとてもよく似ていました。

二人とも平均的な学生より品格があり成績も゙よく、
将来に向けての情熱的な夢に満ちていました。

最近、この二人は25回目の同窓会で
大学にやってきました。

彼らは相変わらずとてもよく似ていました。
二人とも幸せな結婚をしていました。

また、二人とも子供が3人いました。

更に分かったことですが、
二人とも卒業後は同じ中西部のメーカーに勤めて
今もそこで働いています。

しかし違いもありました。

一人はその会社の小さな部署の管理職でした。
しかしもう一人は社長でした。

「何が違いを生んだのでしょうか?」

人間の人生で何がこのような違いをもたらすのか・・・

考えたことがありますか?

その違いは、持って生まれた知力、才能、
はたまた懸命な努力によって生じるとは限りません。

片方が出世を望み、
もう片方が出世を望まなかった・・・

そういうわけでもありません。

その違いとは?

さて、何でしょうか?

つづきが気になりますか?

実はコレ・・・

世界で最も売れた広告と言われている、
「ウォール・ストリート・ジャーナル紙」の書き出しです。

この広告(ダイレクトメール)は40年間にも渡って使われ続け、
非常に多くの会員を獲得し続け、
4000億円もの売上をもたらしたのです。

この広告はなぜこんなに効果があったのか?

その秘密は、
書き出し部分の「ストーリー」です。

この「2人の男のストーリー」を通じて、
ウォール・ストリート・ジャーナル紙を購読することのメリットを、
情景が浮かぶように、そして分かりやすく、
プレゼンテーションしているのです。

それによって・・・

「新聞」

という平凡な商品に対する

「欲求」

を喚起させることに成功したワケです。

優秀な講演家は、
講演の中にたくさんのストーリーを入れます。

ストーリーにより心を惹きつけられた聴衆・・・

あとは自分の主張を分かりやすく伝えるだけです。

そうしたプロセスを経ることによって初めて
聴衆は心を動かされるわけなのです。

「7つの習慣」というビジネス書の名著にも、
難しいコンセプトを説明するための、
様々な「ミニ・ストーリー」が入っていますし・・・

また今年は、
同書を「漫画のストーリー」にしたものが、
大ベストセラーになりました。

ストーリーにはあなたの想像をこえるような驚きのパワーがあります。

もしもあなたが・・・

「経営者として取引先や従業員、顧客を動かしたいなら・・・」

「見込み客に商品を買ってもらえるマーケッターになりたいなら・・・」

「協力者の賛同を起業家として得たいなら・・・」

ストーリーとともにプレゼンテーションすることで、
「ベネフィット」を直球で伝えるよりも、
大きな力が得られることでしょう。

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【目次】

INTRODUCTION
Chapter1 ストーリーは「生きる」こと
Chapter2 構成のスペクトラム
Chapter3 物語世界を創造する
Chapter4 ジャンルと決まりごと
Chapter5 構成とキャラクター
Chapter6 思考と感情のデザイン
Chapter7 ストーリーの本質
Chapter8 インサイティング・インシデント
Chapter9 困難の連鎖
Chapter10 シーンをデザインする
Chapter11 シーンの分析
Chapter12 コンポジション
Chapter13 危機、クライマックス、解決
Chapter14 敵対者の原則
Chapter15 状況説明
Chapter16 問題と解決策
Chapter17 登場人物
Chapter18 脚本の実際
Chapter19 プロの流儀
EPILOGUE
推薦図書

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「ザ・ストーリー」
オススメ書籍ですので是非読んでみてください。

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