社員を動かす社長のカリスマ仕事術/マイケル・マスターソン著【おすすめ書籍/ビジネス】



人を思いのままに操る「影響力」と「説得力」

社員を動かす社長のカリスマ仕事術

人を動かすときに犯す、最大の過ちを避ける方法とは?

優れた社長に必要なのは、
「魅力的なビジョンを描くこと」と
「説得す技術を身につけること」、
たった2つだけでいい。

shyainugo

http://gogojpn.com/lk/shyainugo/

『社員を動かす社長のカリスマ仕事術』の序文より

優れたリーダーになるために不可欠な2つの特質

マイケル・マスターソンが知っている
最も優秀で最も成功したビジネスリーダーの1人は常に、
自分の会社を優れたアイデアが集まる
国際的な“ハチの巣箱”のように捉えている。

彼がそう定義しているわけではない。

しかし彼が、どんな新製品がビジネスにとって
“意味があるか”とか、
なぜケープタウンに新しいオフィスを開設することが
“良いアイデアなのか”について話すとき、
従業員は印象に過ぎないにしても、
彼が持つ会社のイメージを理解するのだ。

彼はビジョンの概要を書いたレポートを回したりしない。
その代わり、ある製品やサービスが
なぜ他のものより価値があるかについて、
思慮深い文章を書く。

彼は財務目標について話すのを嫌い、
社員の士気についての会話を避ける。

個々の不満には取り合わない。

重役たちが問題を提起すると、彼は肩をすくめて言う。

「うーん、どうしたらいいかわからないな」

彼は組織図に興味がなく、財務諸表をほとんど見ず、
“人的資本”、“チーム作り”、
“コラボレーション”などといった言葉に
健全な嫌悪感を持っている。

人を採用するときには、
経験や資格や適性をまったく考慮しない。

彼が問題にするのは2つ、
知性と人格だけである。

彼は対立を好まず、
たとえ損失が出るとしてもあらゆる論争を避け、
交渉の際にはたいがい相手に押し切られると思われている。

彼は最も優秀な人材でも昇給させることを好まないが、
最高の報酬を求める才能には喜んでそれを支払う。

彼は能力の低い人間を解雇するのは正しいと考えているが、
自分でそうしたことはない。

有能な人間を好んで採用するが、
仕事に必要なことや、実際のやり方などについては何も言わない。

つまり彼は、良いリーダーシップのための
ルールのほとんどを破っているのだが、
魅力的なビジョンと強い説得力を持っているのだ。

この2つの特質が、巨大で、人を引き付け、
高収益を上げ、繁栄する企業を生み出し、
世界中の何百万もの人々に
優れたアイデアを販売しているのである。

だから、もし、あなたがリーダーシップに関する本を
他に読んでいないのなら、
次のことだけを理解すればいい。

説得する技術を身につけ、
魅力的なビジョンに目標を定めることができれば、
優れたリーダーになるために実際に必要なもの
全てを手中にできる。

そうは言っても、優れたリーダーシップには
これら2つ以外の要素もたくさんある。

本書では、
私が優れたリーダーシップに必須であると考えるものと、
あれば望ましいものを見分けていく。

例えば、本書には私自身が守れない
多くのアドバイスも書かれている。

だが、机上の空論は1つもない。

ここに書かれているアイデアは
全て私の経験から生まれたものだ。

そのうちいくつかでも皆さんの役に立てばうれしく思う。

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ところで・・・

「万が一、 自分の会社の社員が
過労死したらどうしよう・・・」

ガンガン働く中小企業、
ベンチャー企業の経営者なら
一度はそんなふうに思ったことがあるのではないでしょうか?

どうやら・・・

通信会社の大手であるKDDIでさえも
同じ不安を抱いているようです。

KDDIは今年の7月から社員約1万人を対象とした
「勤務間インターバル制度」
という新制度を始めています。

前の終業時から次の始業時まで
「最低8時間の休息」
を取ることを義務づけるというものです。

たとえば・・・

夜中の午前3時まで残業した社員は
次の始業時間を午前11時までずらす・・・

そういった感じです。

さらに・・・

「規則に違反していないかどうか?」

そういったことを
パソコンを起動した記録や出勤簿データなどで
確認するという徹底ぶりです。

まだ制度が始まって間もないので
現場の社員の反応、
そういったモノまでは分かりませんが・・・

こういった新しい制度・・・

つまりルール変更というのは企業にはつきものです。

リーダー(経営者)はその度に正しい決断を迫られます。

一般的に正しいリーダーシップを発揮するには・・・

「直感に頼ってはいけない」

「事実と詳細に頼ることが重要」

などと言われることが多いですが、
上級管理職以上ともなると、
実は話が違ってくるのです。

信頼できる直感を持っており、
なおかつ、それを使いこなすことができなければ
素早い意思決定などできません。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの
会長兼CEOである
ラルフ・S・ラーセンもこう言っています。

「大抵の人が中間管理職のレベルまでは
素晴らしい仕事をする。
そこでは多くの意思決定の仕事がある。
しかしその後、上級管理職になると
対処すべき問題はもっと複雑で曖昧なものになり、
彼らの判断や直感が適切なものではいことに気づく」

ラルフ・S・ラーセンだけではありません。
社会的に成功した経営者は皆、
優れた直感力を持っています。

ただ、多くの経営者は
「自分の直感を鍛える!」
そういった方法を知りません。

もしあなたが・・・

自分の直感を養い、
より抜きん出たリーダーとなるための
具体的な方法を求めているならば・・・

本書籍がきっと役立つことでしょう。

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【著者のマイケル・マスターソンとは?】

マイケル・マスターソン(Michael Masterson)

マイケル・マスターソンは約40年間、
自らもビジネスで成功を重ねながら、
人々の成功をサポートしてきた。

マイケル・マスターソンはメールマガジン
「アーリー・トゥー・ライズ」での活動を通じて
熱心な信奉者を集めてきた。

成功を目指す40万人以上の人々に向けて、
ビジネスの目標を達成できるように指導している。

目覚ましい成功を収めたマスターソンのキャリアの中で、
彼は年商1億ドルを超える2社を含む
何十もの企業を飛躍的に発展させた。

彼が所有したり経営したりした企業は、
国内・海外を問わず、サービス業・製造業・小売りなど、
業種も多種多様にわたる。

著者に『大富豪の仕事術』『大富豪の起業術
臆病者のための科学的企業法』(いずれもダイレクト出版刊)がある。

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【目次】

PART1 リーダーの条件

PART2 率先垂範 偉大なリーダーたちの秘密

PART3 コミュニケーション・スキルの向上

PART4 日常のリーダーシップ

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