皆さんは海抜3776メートルで日本最高峰、日本一高い山である富士山の山頂まで登ったことはあるでしょうか?
私は一度だけ富士山頂まで登ったことがあります。
かれこれ二十数年前ですか・・・
私、関東自動車っていうトヨタ車の製造工場で派遣社員として働いていたってこともあり静岡県で住んでたことがあるんですよ。
なぜ自動車工場の派遣社員で働いていたかっていうとそれまで働いていた会社の社長が借金にまみれて夜逃げしてしまったんです。
住宅リフォーム会社だったんですが、「今、請け負っている工事が終わったらお金が入って来るので少し待ってくれ」みたいな感じの言い訳で三ヵ月ほど給料支払いを引き延ばされていたわけです。
いよいよ給料支払い期日って当日に働いていたリフォーム会社の社長がどこかに居なくなってしまったってワケなんですよ。
給料支払いを約束した日に出社してこないってことで社長の自宅に社員全員で行ってみた所、家財道具なんかは一切無く『もぬけの殻』だったわけです。
それまで三ヶ月間も給料を貰っていなかったってこともあり、あてにしていたお金が入ってこないって現実を前に非常に困ってしまったわけです。
四国の片田舎に三か月分の未払給料をカバーできるような割の良い仕事なんてなかなか無いってこともあって、『高給優遇!社員寮あり!』ってな求人広告を見て即座に飛びつき、関東自動車で派遣社員として働いていたってワケです。
ちなみに私同様、新規採用された10人が同じ派遣会社から関東自動車に派遣され同じ日から働き始めたんですが、殆どが「キツイ」ってことで辞めてしまい、一ヵ月後には私を含めたった2名にまで減りました。
静岡県の裾野市って所に住んでいたんですが、裾野って言葉のとおり富士山の裾野に位置する市なんで住んで居た社員寮のマンションからは富士山がすぐ目の前にあるかのようにでっかく見えました。
毎日でっかい富士山を見ているうちに、富士山に登ったことが無いってこともあり「せっかく静岡に居るんだから一度くらいは富士山に登らなきゃ!!」みたいな使命感にかられたわけです。
そこで、社員寮マンションで相部屋だった同日入社10人のうち私以外で唯一残った同僚と「富士山に登ろう!!」ってな話になったわけです。
ちなみにその同僚は福岡出身で九州大学を休学して「学費を稼ぎに来た」って感じの20歳そこそこの若者だったんで私同様に富士山への登山経験ってのは全くなかったわけなんです。
「富士山に登ろう!!」ってな話になった場合、今でしたらネットで情報を集めた上で富士登山に臨むんでしょうが、当時はドコモのガラケーすら無い時代でネットなんてモンはありません。
ちなみに富士山って登れる期間ってのがあるんですよね。
基本的に7月初旬から9月初旬ってな感じの雪の心配が要らない時期しか登れません。
私たちの場合は8月の一番暑い時期に登りましたね。
前述のようにネットなんか無い時代ってことで下調べなんか一切せずに登ったわけです。
どんな感じだったかというと・・・
工場が休みのとある日、朝8時ごろに2人して社員寮のマンションを出発し、電車やバスを乗り継いで御殿場って所にある富士山の五合目バス停まで行ったわけです。
つまり御殿場の富士山五合目から、富士山の山頂を目指して登り始めたってコトなんですね。
今の私なら、富士登山って途中で一泊して富士山山頂からご来光を拝むってなイメージがあるワケです。
しかし、当時の私たちにはそういった知識というか意識というかそういったものは全く無く「朝から登り始めて、夕方には帰ってくる」ってな感覚しか無かったわけです。
そこで登り始める前に、まずは到着したバス停で帰りのバスの時間を確認したわけなんです。
帰りのバスの最終時間は『16時すぎ』ってな感じの時間だったんです。
つまり朝の10時ごろから登り始めて16時ごろにはバス停まで戻って来なければならないわけなんです。
富士登山に関して何の予備知識もなかった私たちは「6時間もありゃ余裕だろ」ってことで登り始めたわけなんです。
けっこう速いペースでドンドンと登っていたんですが、急に気分が悪くなって歩くのもつらくなったんです。
「どうやらこれが話に聞く高山病ってやつかも知れんな」って思ったんですが、帰りのバスは待ってくれないってこともあり立ち止まるワケにもいかないのでペースが落ちながらも登り続けたわけです。
一緒に登っていた同僚も心配して「大丈夫?荷物持とうか?」なんて言ってくれたわけです。
もっとも荷物って言っても手にぶら下げたコンビニ袋の中に、ペットボトル飲料と富士山頂で食べようと思って買ってきたコンビニ弁当くらいしか入っていなかったわけなんですけどね。
しかし、しばらくそうして登っているうちにいつの間にやら気分が悪かったのは自然と収まっていましたね。
と思えば今度はさっきまで元気だった同僚が私と入れ替わるかのように気分が悪くなり登山ペースがガクッっと落ちたわけなんです。
ってな感じのトラブルに見舞われながらも何とか富士山頂まで登り切ったわけなんです。
持参して来た富士山頂で食べる予定だったコンビニ弁当は疲れからか二人とも全く食欲が無かったってこともあり、さらに悪いことには帰りのバスの時間も迫っていたってことから結局は食べずじまいでした。
富士山頂で過ごした時間は結局10分程度、小休止しただけって感じだったですね。
なんせ富士山頂に到着した時点で既に14時頃になっていたんです。
帰りのバスが発車するまでにあと2時間ほどしか無いってことで、帰りは砂走りっていうんですか?
その砂地みたいな所を猛スピードで走って駆け降りたワケなんですよ。
その途中、米軍の海兵隊でしょうか?
米軍の訓練の一環なのかレクリエーションの一環なのか分かりませんが、中隊規模といった100人以上の大勢の迷彩服を来た軍人たちが登山競争みたいなイベントでもやっているのか私たちと同ルートをけっこうな駆け足といったスピードで抜きつ抜かれつしながら下山しているんが前方に見えて来たんですよ。
「そんなイベントの後ろについてチンタラ走ってたんじゃ到底バスの時間に間に合わない!!」ってんでアッという間に追いつき全員ごぼう抜きです。
「 Oh! kamikaze! samurai! fujiyama! geisya! 」
といった感じの私たちの駆け下りるあまりにも凄まじいほどのスピードに米海兵隊員たちがあげる驚きの声を背に受けながら、私たちは猛スピードで走りながらの下山を続けたわけなんです。
もっとも米兵たちは軍用ブーツを履きリュックを背負っていたって感じだったのと比較すると、私たちは運動靴に荷物といえば手にぶら下げたコンビニ袋の中に、登っている途中で既に飲み干し空になったペットボトルと富士山頂で食べることが出来なかった腐りかけのコンビニ弁当くらいしか入っていなかったので、米兵たちの方に結構なハンデがあった点は否めません。
ずっと走り続けて下山したかいあって、帰りのバスには何とかギリギリで間に合いました。
とまぁそういった感じで、私が今までに一度だけ経験した富士登山は非常に慌ただしいものだったワケなんです。
ところで・・・
日本人にとっての富士山って霊峰富士なんて言われているように、昔から富士山自体が神格化され信仰対象とされてきた歴史の重みのようなものもあるってことでそんじょそこらの山とは一味も二味も違う特別な山、一線を画す山なワケです。
そういったことから富士山ってのは『単なる海抜3776メートルの日本最高峰の山』ってな枠に収まりきれず日本人の心の拠り所、パワースポットのような役割も果たしているわけです。
「日本人として生まれたからには死ぬまでに一度は富士山に登ってみたい!!」って思っている日本人ってメッチャ大勢いると思うんですよね。
私の体感では多分7割くらいの日本人がそんな風に思っているように感じます。
私の場合は前述のように富士登山に関しての知識が一切無かったってこともあり、『ご来光』って観点がスッパリと抜け落ちていたってことから、もう一度富士登山に挑戦して今度はキチンと「ご来光を拝みたい!!」ってな風に思っているわけなんですよ。
そういったことから、介遠隊会員が増えてきたら『富士登山希望者』を募って介遠隊の仲間たちと一緒に楽しく富士登山出来たらいいなって思うわけなんです。
どんなイベントでもそうなんですが、イベントなんてモンは強制する類いのモノではありませんので、『富士登山希望者』ってことであくまでも希望者のみの参加ってことです。
あと予定があって「今回は参加できない」って介遠隊会員も居るでしょうし、新しく入って来た介遠隊会員で「介遠隊の仲間と一緒に富士登山したい」って方も多いでしょうから、毎年お盆休みの時期なんかに『富士登山希望者』を募るのが良いと思いますね。
富士登山ってそれなりの体力は必要なんですが小学生くらいの子供を交えたファミリーでも登れる山って一面もあります。
つまり私たち介遠隊会員は毎日30分以上の運動をルールとし実践しているってことから富士登山に耐えられる程度の体力は日頃から維持できているってことが言えるわけなんです。
そういったことから富士登山に関して体力面においては心配は要らないと思います。
介遠隊会員が増えた近い将来、あなたも交えた介遠隊会員の『富士登山希望者』の皆で楽しく富士登山ってことで、富士山の山頂からぜひ一緒にご来光を拝みたいですよね。
私たちのコミュニティ『介遠隊』では認知症予防・ボケ防止の観点からPCオンラインゲーム『PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)』をプレイする事が最善・最適だと考え推奨・推進しております。
更に私たち『介遠隊』会員は毎日30分以上運動する事をルールとし、自らに課す事で健康な体づくり・体力維持・体力向上に努め健康寿命を延ばす事を目的としています。
ぜひ!あなたも私たちのコミュニティ『介遠隊』の会員となって、一緒にPCオンラインゲーム『PUBG(PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS)』を始めましょう。
そして『介遠隊』の気の合う仲間達と一緒に和気あいあい、楽しく仲良くわいわいとコミュニケーションを取りながら『健康寿命を延ばす』という目標に向かって共に歩んで参りましょう。
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