大雨や大地震など甚大な被害を及ぼす自然災害に発生する非常に厄介な問題、それは災害時に発生する大量の漂着建材や木材、倒壊家屋や瓦礫などです。
特に行方不明者の捜索活動においては最大級の障害物と言えるのではないでしょうか?
さらに被災地域の復旧・復興活動においては大量の漂着建材や木材、倒壊家屋や瓦礫などを除去しなければなりません。
そうした作業では災害ボランティアの人たちも活動するわけです。
今回の九州地方の集中豪雨においても既に災害ボランティアの募集なんかも行われています。
それに応募した人たちの中には女子高生なんかの姿もあり、テレビインタビューに答えていました。
災害ボランティアに応募した人たちの『役に立ちたい』という心意気には本当に感謝の念が絶えません。
今さら言うまでもなく、誰もがご承知のとおり日本という国は自然災害大国です。
地震、台風、ゲリラ豪雨といった自然災害はひっきりなしに発生します。
そういった自然災害の度に大勢の災害ボランティアが復旧・復興を手助けするために被災地域へと入るわけです。
そうした災害ボランティアの姿を見るたびに、
『災害ボランティアたちの個人装備は大丈夫なんだろうか?』
そういったふうに心配してしまうんです。
自衛隊、警察、消防といった災害時に備えての訓練を欠かさない人たちは個人装備も怠りないことと思います。
しかし災害ボランティアとして参加している人々の個人装備はどうでしょうか?
テレビでインタビューを受けていた女子高生は初めて災害ボランティアに参加した印象だったのですが、そうした人の個人装備が充実しているとも思えません。
装備をきちんと整えていない場合、どうしてもケガをする可能性が高まります。
特に危険だと思うのは足元です。
つまり靴、もっと厳密に言えば靴底です。
倒壊家屋や漂着物の中には、当然の事ながら建物建造時に使用された『釘(くぎ)』が大量に混在しているわけです。
災害地域の倒壊家屋や漂着物といった瓦礫が大量にある地帯を歩行したり撤去作業をしたりする際に、『釘の踏み抜き事故』というものが多数発生しているのです。
つまり靴底を釘が貫通してきて、足に突き刺さるわけです。
釘に対して自身の体重がかかれば、普通の運動靴や長靴なんかの靴底では釘の貫通力を防ぐなんてことは到底できず全くの無力です。
牛肉に箸を突き立てる程度には容易に足裏から釘が貫通して来るわけです。
釘を踏み抜くと足の血管や神経、腱などが損傷したり切断されたりする可能性もあります。
足裏ですので血管や神経、腱を損傷したり切断し、最悪の場合は足の指が動かなくなったとしても、日常生活には支障ないだろうから大したことない、みたいに思う人も居るかも知れません。
しかし『釘の踏み抜き事故』で最も怖いのが致死率50%とも言われる破傷風なのです。
ちょっと破傷風で思い出したのですが、2015年に豪雨により鬼怒川の堤防決壊により甚大な被害が発生しました。
あの時の濁流の中で電柱にしがみついた状態で救助を待っていた男性の姿をとらえた映像を覚えている方も多いと思います。
当時『電柱おじさん』などと呼ばれていました。
あの時、自衛隊のヘリは「住宅の二階に取り残された住人を先に救助するのか?」あるいは「『電柱おじさん』を先に救助するのか?」という非常に難しい二択を迫られる状況でした。
自衛隊ヘリは『住宅の二階に取り残された住人を先に救助する』という判断を下し実際に救助したわけです。
見た目の危険性は『電柱おじさん』の方が高かったため、これをテレビの実況で見ていた人々は「なぜ?」と疑問を持った人も多かったわけです。
しかし、住宅のほうは住人が救助された直後に濁流の中へと飲まれ消えて行きました。
その後に『電柱おじさん』も救助され、結果としては住宅の住人も『電柱おじさん』も助かったわけです。
もし『電柱おじさん』の救助を優先し住宅を後回しにしていれば、住宅の住人は助からなかった可能性が高かったわけです。
日本国民は自衛隊が取った救助における優先順位の判断というものを大絶賛したわけです。
しかし、あの後ちょっとして『電柱おじさんが破傷風で亡くなった』みたいな噂が流れたのです。
『長時間、濁流に晒されていたので傷口から破傷風菌が入ったらしい』みたいな話でした。
しかし、この噂はウソだったのです。
なぜウソかって言えば『電柱おじさん タクシー』でネット検索すれば判明します。
約9ヵ月後に漫画家の人がたまたま乗ったのが『電柱おじさん』が運転するタクシーだったとのことなのです。
まぁ実際は『電柱おじさんが破傷風で亡くなった』って言い出しっぺの人はウソの噂を流そうという意識は無く、別の人と勘違いしたって可能性もありますが・・・
あるいは自衛隊の救助に対する判断が日本国民から大絶賛されたことを快く思わない勢力が『自衛隊が電柱おじさんの方を先に助けていたら破傷風になって死ぬようなことは無かったかも知れない』みたいに自衛隊にケチをつける方向へと世論を誘導したくて故意に流した噂かも知れません。
まぁそういったことの真意は分からないままってことですね。
ちょっと話が長くなったので続きは次回にします。
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