お盆休みや夏休みってことで田舎に帰省する介遠隊会員の方も多いと思います。
他にもゴールデンウィークや年末年始といったまとまった休みもありますので、年に数回は田舎に帰省しているって介遠隊会員の方も多いのではないでしょうか?
まとまった休みの時ってイベントも目白押しですので、イベント会場に行って楽しむって介遠隊会員の方も多いでしょうね。
あるいは有名どころの観光地やレジャー施設に遊びに行ったり、海、山、川といった所で自然に触れ合って遊んだり、キャンプしたり、BBQしたりって介遠隊会員の方も多いことと思います。
高速道路を長距離運転するって介遠隊会員の方も多いと思います。
そういった前日なんか最低でも自身の目視などによる車の点検って必須です。
まぁ点検なんていっても素人が出来ることなんて限られています。
せいぜいガソリンの量とか、エンジンオイルの量とか、タイヤの空気が抜けていないかとか、発煙筒が古くなっていないかとか、三角停止表示板を乗っけているかだとか、スペアタイヤの空気が抜けていないかとか、素人が目視等で判断できるのはせいぜいそういった程度でしょう。
しかし『たかが』そういったことでも非常に重要です。
まずガソリンは満タンにしておきたいですね。
高速道路のサービスエリアには大抵の場合はガソリンスタンドも併設されているわけです。
高速道路って24時間いつでも走れるわけですから『高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンドも24時間営業している』なんて風に思っている方はけっこう居るんじゃないでしょうか?
まぁ普段から高速道路を走り慣れている人は「そんなワケあるかい!」ってツッコミどころなワケですが、連休の帰省時くらいしか高速道路を走らないって人が『高速道路のガソリンスタンドは24時間営業』みたいな認識を持っていたとしても不思議でも何でもありません。
しかし実際は高速道路のサービスエリアにある全てのガソリンスタンドが24時間営業なんてことはありません。
高速道路のサービスエリアにあるガソリンスタンドも一般道のガソリンスタンド同様に24時間営業の所もあれば12時間営業の所もあるって感じで、ガソリンスタンドごとに営業時間ってのが決まっているわけなんです。
そういったことを知らずに「ガソリンが少ない気がするけど、○○サービスエリアまでなら余裕なんでソコのガソリンスタンドで給油しよう」なんて考えていると、夜中だったり早朝だったりすると「ガソリンスタンドの営業時間外だった!!」なんて風に当てが外れたってことになりかねないワケです。
そうなるとちょっと厄介です。
例えば夜中の1時頃にサービスエリアに到着し、ガソリンスタンドの開店が朝7時だったりすると6時間も待つ必要があるわけです。
そんなに待てないってんで「ガソリンは何とか持つだろうから次の○○サービスエリアで給油するか」なんて風に思って次のサービスエリアへと向かったりするわけなんですよね。
ところで・・・
高速道路って意外と燃料を食うワケです。
特に軽自動車なんかで高速道路を走ると顕著で、あれよあれよという間に燃料が減っていきます。
まぁ当たり前の話です。
軽自動車ってパワーが無いですので高速道路を走るとアクセルを目いっぱい踏み込んだ状態、いわゆるベタ踏みとかそれに近い状態で走ることも多いわけです。
例えば私なんかが一番利用することが多いのは地元ということもあり四国にある高速道路なワケですが、けっこうな上り坂なんかも多いのでアクセルをベタ踏みにした状態でもスピードが出ないってことも多々あるワケです。
そんな状態でガソリンがみるみるうちに減っていくってのは、ある意味当然の帰結ともいえるわけです。
つまり前述の「ガソリンは何とか持つだろうから次の○○サービスエリアで給油するか」って部分の「ガソリンは何とか持つだろうから」って予測がハズレる可能性ってのも高くなるワケなんですよね。
そうなると高速道路上でのガス欠ってことで大変なことになるわけです。
高速道路上でガス欠になってしまうと、当たり前の話ですが非常に危険です。
後続車に追突される可能性がありますので、自分だけでなく他人の命まで脅かすことになりかねないワケです。
パンクなんかですと一本だけのパンクならソコソコ走れますので、何とか高速道路に一定間隔で設置されている非常駐車帯まで行くことも可能でしょうが、走行中にガス欠でエンジンがピタッと止まってしまったって場合は惰性で路肩に停車する程度の距離しか走れないんですよね。
したがって車が惰性で走れているうちに、後続車に追突される危険性を出来る限り軽減させられる状態にするために、とにかく最低限の安全確保って意味においてハザードランプをつけながら車を路肩に停車させる必要があります。
路肩に停車したらハザードランプはつけたままの状態で即座に発煙筒および三角停止表示板の設置で後続車に対し、自分の車の存在を知らせなければなりません。
そして高速道路上で停止している車があるってことを高速道路管理センターにも知らせる必要があります。
そのためには高速道路上に一定間隔で設置されている非常電話を使うってのが一番手っ取り早い方法となります。
もし非常電話がパッと見てどこにあるか分からないって場合には、『#9910』が道路緊急ダイヤルとなっており通話料無料で利用できますので携帯電話などで『#9910』にかけましょう。
携帯電話などで『#』『9』『9』『1』『0』の順番でプッシュしたあと音声ガイダンスに従って『高速道路』を選択すれば担当者に繋がります。
担当者は質問形式で状況を聞いてきますので、それに答える形で状況を伝えて下さい。
あとは誰かにガソリンを携行缶で持ってきてもらう必要がでてきます。
知人なんかに頼んでガソリンを持ってきてもらうことも可能かもしれませんが、距離も離れているであろう高速道路上に都合よく来てくれる知人なんてモンが都合よく居るとも思えませんし、仮に都合よく居たとしても、そもそも高速道路上での不測の事態といったことに不慣れな、いわゆる素人である知人を呼び出したりすると『携行缶からのガソリン給油中に知人が後続車に撥ねられた』なんてことにもなりかねないワケです。
やはりこういった時にはプロであるロードサービスなどに頼んでガソリンを持って来て貰い給油してもらうってのが正解でしょう。
「どうすればいいのか全く分からない」って場合には前述の非常電話などで連絡した際にロードサービスの手配をして貰うってことも可能です。
ガソリンが到着するまでは危険回避の観点から車から離れるってことが必須です。
ガードレールの外に出て待機するのが一番良いと思います。
ちなみにロードサービスなんかに頼むと10リットル~20リットル程度のガソリン代実費と出張サービス料金および作業料金みたいな感じで合計すると二万円程度は必要となります。
まぁ連休中のお小遣いが二万円程度は確実に減るってことです。
ちなみに現金の手持ちが少ないって場合にはクレジットカードで支払うってことも可能です。
長距離を走るって時には不意のガス欠に備えて携行缶にガソリンを入れて積んでおくってことも必要かもしれんですね。
ちなみに携行缶へのガソリン給油ってセルフのガソリンスタンドなんかで自分で入れるってのは違法行為らしいんですよね。
つまりガソリンスタンドの従業員に入れてもらう必要があるので、携行缶へのガソリン給油はセルフのガソリンスタンドじゃ出来ないってことらしいです。
ちょっと長くなりそうなので続きは次回にします。
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