【前回のあらすじ】
PCオンラインゲーム(eスポーツ)『PUBG(PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS)』を始めるのには部屋の環境が大切(ドヤッ)などと言いつつも、注文したゲーミングPC到着まで数日という状態で、しかも真夏の35度越え猛暑も近い時期でありながら、部屋に『エアコンがない』人物が実在するという。
ここで衝撃の事実が明かされる!『エアコンがない』のは本ブログ管理人本人だったのだ!!高スペックパーツばかりが搭載されているゲーミングPCを猛暑のエアコン無し部屋なんかにおいた日にゃソッコー故障必至!?ゲーミングPCの明日はどっちだ!?
【本文】
さて、前回の記事の続きです。
『あーら奥さん、聞きまして?注文のゲーミングPC到着目前、既に気温が30度越えなんて日もある今の時期、真夏の連日の猛暑35度越えなんて日も目前に迫った今、アノ人まさか部屋にエアコンすら無かったなんて・・・ねぇ?オホホホホ』
そんな風に揶揄する声も聞こえてきそうですが、まぁそれは仕方ありません。
今現在エアコンが部屋についていない、というか『エアコン付き』のこの部屋へ入居した当初から故障していて、エアコンが役目を果たせない状態なのは事実なのですから。
しかしですね。
ゲーミングPCを注文すると決めた瞬間から私は変わったのです。
ゲーミングPCなんて考えもしなかった頃なら、『エアコンが壊れてるな。まぁ電気代節約になるから無くてもいいや』そんな感じで実際に考えていました。
ゲーミングPCを注文してからは『エアコン大切!エアコンLove!エアコン神!』って感じで絶対に必要と考えているのです。
そりゃそうでしょう。
高性能グラフィックボードほか高スペックパーツばかり搭載されたのがゲーミングPCですので、普通のPCなんかとは発する熱も段違いだろうし、暑さに弱そうってのが容易に想像できるので『エアコン必須』と考えて当然です。
そんなの当たり前じゃあないですか。
実をいうと私、ゲーミングPCを注文すると決めた瞬間から、エアコンのために動いていたのです。
まずは部屋に付いている壊れたエアコン、このエアコンの位置づけをどうするのか?
そういった問題があったのです。
どういう意味なのかをご説明します。
もし、この部屋が不動産管理会社から『エアコンの無い部屋』って説明され入居していたのならば、単に自費でエアコンを購入し、設置すれば良いだけなので簡単な話なのです。
しかし実際には違います。
この部屋は不動産管理会社から『エアコン付きの部屋』だと説明されて入居したわけです。
しかし実際には『エアコン付きの部屋』と説明されて入居したのにも関わらず、『エアコンは最初から故障していた』つまり『エアコン付きの部屋』という説明の要件を満たせていなかったわけです。
普通の人ならばその時点で『エアコンが壊れている』ってな風に不動産管理会社へと連絡し、修理して貰うなり取り替えて貰うなりしていることでしょう。
しかし私の場合は暑さに強いという自負があり、なおかつ倹約家という面もあるため『電気代節約になるからいいや』そんな風に考え敢えて連絡しなかったわけです。
実際いくら私が暑さに強いなんて言ってみたところで、普通に使えるエアコンがあれば、『連日35度越えの猛暑で夜も温度が下がらない熱帯夜続き』といった状態が我慢できず、ついついエアコンのスイッチを入れてしまう、そういったことも実際にあるでしょう。
しかし『エアコンが壊れている』という状態ならば、どれだけ暑くても『エアコン無し』が当たり前・仕方ないといった心境なため、気分的には暑さでイライラするといった問題もなく、真夏の猛暑であっても普通に乗り切ることが出来るわけです。
これがエアコンが使える状態で単に『節約のため』といった理由でエアコンを我慢するとしたならば、連日の猛暑35度越え、毎日の熱帯夜といった状況において、常にイライラした気分が募るだろうということです。
私が『エアコン付きの部屋』に入居し『エアコンが壊れている』にもかかわらずあえて不動産管理会社に連絡しなかった意味が分かっていただけたかと思います。
しかしゲーミングPCを部屋へと迎え入れるという今においては、『自分は暑さに強い』『倹約家』そういったキーワードは陳腐なものへと成り果てました。
時代の流れ・・・
そう、まさに時代が変わったのです。
私はとっくの昔、先月ゲーミングPCを購入すると決めた直後からエアコンのために動いていたのですよ。
まず『不動産管理会社へ電話する』なんてことはしませんでした。
まず一番最初にネットで市販されているエアコン価格を調べたのです。
これは不動産管理会社にエアコンについて電話した際に『修理対応』と言われた時への備えです。
皆さんご承知のようにエアコンというのは古いほど電気代がかかります。
ですので、電気代節約の観点からエアコンが壊れていないにも関わらず最新型のエアコンへと買い替える方も多いわけです。
ちなみに部屋についている壊れたエアコンは2000年製造と17年も前の古い機種なのです。
こんな古いエアコンを修理されても電気代ばかりかかるため逆に困るわけです。
そういった理由で『修理対応』なんて言われたら自分でお金を払ったとしても買い替える方がマシなわけです。
故障しているエアコンなんて『修理対応』ということで修理したとしても、たぶん大して冷えないと思うので毎日ガンガンと最大出力でエアコンをかけることになるでしょう。
しかし古い上に、修理して使っているようなエアコンなので、そんな最大出力で運転させたとしても大して冷えない可能性も高いです。
そうした大して冷えないエアコンなんかに最大出力で動かれても電気代ばかり食って大迷惑なだけなのです。
さらにエアコン本体価格だけではなく、既存エアコンとか室外機の取り外し費用とか、取り外したエアコンとか室外機の引き取り費用、エアコン取り付け費用なども調べました。
そうして調べると既存エアコンと室外機の取り外し費用とか引き取り費用ってのが存外高額なのです。
エアコン本体は取り付け費用込みで10万円以内で出来るのです。
しかし既存エアコンと室外機の取り外し費用とそれらの引き取り費用を見積もって貰うと合計が2万円前後したのです。
まぁ壊れたエアコンや室外機など単なる産業廃棄物です。
さらにけっこう大型の産業廃棄物とも言えますので、そういった産業廃棄物の引き取りに、取り外すという作業行程も伴っての合計金額が2万円する、そう言われたところで何ら不思議な金額でもありません。
まぁそれが自分で設置したエアコンが壊れ、室外機と共にそれを取り外して貰って、さらに引き取って貰っての『2万円』というのなら納得がいくというだけ話ですが・・・
しかし、私の部屋に取り付けられているエアコンは最初から壊れていたのです。
借りた部屋に元から産業廃棄物が放置されていたようなモンです。
それを2万円払って業者に引き取って貰うということを、気分的に納得し我慢できるかどうか?そういった問題となってくるわけです。
私が実際に不動産管理会社に対して行動を起こしたのは5月25日です。
全国に支店がある不動産管理会社なので地元の営業所をネットで調べて電話しました。
伝えた内容は以下のような感じです。
「部屋を借りている○○という者だが、エアコン付きという説明を受け入居したが、最初からエアコンが壊れていた。今まで節約の観点から放置していたが、近いうちにPCを購入する。そのPCは高性能なパーツで組まれた特殊なもので、暑さに弱いため現状の壊れたエアコンを何とかして欲しいと思い電話した。ちなみにエアコンを使用しているうちに故障したんじゃないかと疑うかも知れないが、もしそういう疑念があれば入居時から年間通じて毎月変化のない電気料金を見て貰えばいい。エアコンを使用していれば夏場の電気代が跳ね上がるはずなので、電気代を見て貰っただけでもエアコンを使っていないとすぐ分かる。」
ちなみに会話はキチンと敬語でしゃべっています。
電話の受付の女性が「エアコンの機種を教えて欲しい」ということだったのですが、私はちょうど出先だったためその時点ではそういった確認が出来ず、後ほど二回目の電話で機種と製造年月日を伝えたわけです。
受付の女性は「後ほど担当から電話を入れます」というので、私は「電話はいつでも出れるわけではないので、担当者が電話をする際は18時以降にして欲しい」そういったわけです。
受付の女性は「分かりました。担当にそう伝えておきます」そういって電話での会話を終了したわけです。
しかしです!!!
いつまでたっても担当からの電話が無かったんです。
普通は当日か、せいぜい2~3日以内には電話がかかって来ると思うじゃないですか。
それが6月12日になっても電話が無いのです。
ちなみに今までの記事でも何回か言ったように、6月9日にゲーミングPCや周辺機器を注文し、6月12日というのはちょうどAmazonから周辺機器が到着した日です。
ちなみにAmazonからの配達指定時間は昼休み頃に受け取れるようにしていました。
ちょうど12時頃に到着したAmazonから周辺機器を眺めながら「あと一週間後にはゲーミングPC本体が到着するのに・・・」とエアコンのことを考えながら暗澹たる気持ちになりましたね。
5月25日に電話して6月12日ですから、19日間経過したにもかかわらず全く音沙汰無しってことですよ?
こんなんって普通考えられますか?
そこいらの街角にあるような個人でやっている不動産屋ならそういうこともあるかも知れませんが、私が電話した不動産管理会社は全国ネットのテレビで有名俳優を使ったCMをガンガン流している一部上場企業なんです。
あえて担当者が無視している、あるいは受付から担当者への申し送りが徹底していなかった、色々と理由は考えられますがどちらにしても問題アリです。
おそらくですが電話がかかって来なかった理由は『あえて無視し、客の方から電話がかかってくるのを待っていた』という感じだと想像します。
たぶん私が電話した件については『エアコンが壊れているって言っても入居したのは数年前だし、壊れていた時点で言わないのが悪い。自費で修理なり買い替えなりして貰おう』そういった決定がなされたものと想像しています。
あえて無視して客から電話を待っているってのは、『電話をかけた方が立場的に弱くなる』ので客からゴネられる可能性が低くなる、つまりその方が客にとって不都合なことを「あっ○○様、いやぁ申し訳ありません。エアコンの件につきましては○○様が入居されたのは数年前ですし、当方では対処できないということになりまして、○○様のほうで修理なり買い替えを検討して頂けますか」といった感じで客に対して強気で伝えやすいからです。
しかし・・・
「支店じゃ埒があかんな」そう思った私は6月12日に本社へと電話したわけです。
間違いが無いという点において、ここはやっぱ一番上の人に伝えるのが一番でしょう。
私は本社へ電話が繋がったと同時に「○○社長をお願いします」そのように言ったわけなんですが、さすがは一部上場企業といいますか「まずはこちらでお話をお聞きします」と言われ無理でした。
これがもし「アポはありますか?」とかだったら「無いので今アポを取ろうと思い電話しました」と言って後日でもいいので社長と直接話そうと思っていたのですが、思うようにはいきませんでした。
まぁ実際は最初に「○○社長をお願いします」って言ったのは『ハッタリをかます』みたいね一面もあるんですけどね。
そこいらの中小企業なら営業の電話なんかして「社長をお願いします」みたいに言っても普通に取り次いで貰えますが、さすがに全国ネットのテレビCMをジャンジャン流しているような一部上場企業に「○○社長をお願いします」といった具合に社長の名前を告げながら言ったとしても取り次いで貰えないのは容易に想像できます。
一部上場企業側としては「○○社長をお願いします」なんて言われ、実際に社長へと取り次がなくてはならないような状況になるというのは、いわば『おおごと』な事態なのです。
もし仮に社長が直々に出張るようなことになれば、対応した社員の能力が疑われることは必定です。
ですので『社長が対応せざるを得ない』そういったことにならないよう、様々な部署が全力をもって社長へといく前の段階での問題解決にあたるわけです。
ですので、あえて一番最初に「○○社長をお願いします」と『かます』ことには、対応した担当社員に「下手な対応は出来ないな」と思わせたいといった思惑もあるのです。
さて、私は本社への電話で「5月25日に地元の支店に電話してから本日6月12日までの19日間、担当者から一切連絡が来ない」ことや前述の支店に説明したようなエアコンの状況などを説明したわけです。
本社の人も地元支店の受付の人と同様に「担当者から連絡させて貰います」といったわけなんですが、それは19日前にも聞いたセリフです。
「いやいや、その担当者から連絡が無いので、こうして電話しているんですが・・・」そんな皮肉も言ったりしたわけなんですが、19日間もほったらかされていたので、それくらい言ってもバチは当たらんでしょう。
まぁ私としてはゴネるようなつもりは全く無かったので、「担当者から連絡してもらう際は18時以降でお願いします」と地元の支店にも伝えていたように、そう言ってあっさりと電話を切ったわけです。
地元営業所の担当者からはその日の18時を1分ほど過ぎた頃に電話がかかってきました。
まさに予想どおりの電話がかかって来るタイミングです。
おそらく本社から「きちんと対応するように」みたいな連絡が行ったわけです。
本社から直々にそういった連絡が来るってのは頻繁に起こるようなことでは無いでしょうから、地元の支店側としてはかなり焦ったのではないでしょうか?
本社から連絡があった時点での「即刻対応したい」といった、地元支店側の心情が手に取るように分かります。
しかし、連絡できるのは18時以降という縛りがあります。
担当者の「18時ちょうどに電話するわけにも行かないし、ちょっと過ぎたタイミングでなるべく早く電話したい」という心情を考えれば18時1分に電話がかかってきたというのは妥当なタイミングというかそういった時間にかけること以外には考えられないってことです。
担当者には「エアコンの取り換えは既に決定していて、エアコンの発注も済ませており、ちょうど工事業者の手配も終わったところだったので今日にでも連絡を入れようと思っていた」
そんな感じで言われました。
これも予想どおりの回答、というか模範解答です。
この言い方って本当にベストなんですよ。
むしろこれ以外の言い方はアウトとも言えます。
いわゆる『蕎麦屋の出前』というクレーム対処テクニックです。
そば屋に出前が遅いとクレームの電話を入れた際に「ちょうど今出ました」というアレです。
注文を忘れられていたわけでも無いし、既に出たというのですから、客としてはそれ以上文句の言いようが無くなるわけです。
「忘れていた」「受付から担当者への連絡に不手際があった」なんていうのは会社の顧客に対する姿勢に不信感を抱かせるだけで、最悪の受け答えなのは言うまでもありません。
といった感じでエアコンの取り付け工事は6月16日に決定したのでした。
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