地震など災害に備えて「バールのようなもの」と「安全靴」って必須なのでは?って思いました。

わかっていたことなのですが・・・

今回の地震では
日本中どこで住もうと地震と無縁な場所ってのはないんだ
ってことを再認識させられました。

自然が起こす災害は強力であり
ちっぽけな人間の力では決して抗うことはできません。

当然のことながら被害も甚大なものとなることが多々あります。

しかし日本人は古(いにしえ)より
自然災害で甚大な被害を受けながらも
決して諦めることなく立ち向かい
子々孫々へと繋がる未来を見据えて復興に尽力してきたワケです。

今回の震災でも大勢の人が現場に立ち向かい
それぞれの立場で尽力していますので
きっと早期に乗り越え、
それらの経験や知識が糧になり
よりよい未来に繋がるものと確信するものです。

YouTubeミュージックビデオ↓
筋肉少女帯(きんにくしょうじょたい)/タチムカウ -狂い咲く人間の証明-

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ところで・・・

こういった地震とか災害時には初動が大切なので、
地域住民による助け合いってのが必要なのだと改めて感じました。

もっとも
地震に限らずどんなときにも非常時には助け合いってのが必要なんですが・・・

GREEN WORLDZ 1巻

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以前、こんなことがありました。

峠の急な下り坂で軽トラが路肩の土手に突っ込んで事故ってたんですよ。

事故直後にたまたま通りかかった私を始めとする、
5~6人が車を停めて軽トラの周囲に集まっていきました。

軽トラの周りの道路には荷台に積んでいたと思われるメロンが
大量に散乱していました。

それを見た私は
ひょっとすると事故原因は荷崩れによって
走行中にバランスを崩したことが原因かもしれないと感じました。

肝心の事故車両の状況をみると
前方からの圧力で軽トラのフロントは潰れ、
ドアも変形して開かず、
運転者は潰れたフロントからの車体部分に足を挟まれて
身動きができない状態です。

さらに最悪なことに
軽トラの燃料タンクにもダメージが入ったのか
燃料のガソリンが路面へとドバドバ漏れていました。

私を始めとする軽トラの周りに集まった人々は
それを見て、
「出火したら終わりだ。レスキューを待っている時間はない!」
そう瞬時に理解しました。

可及的速やか運転者を外へ引きずり出すなりして助けなければなりません。

しかし、イザ軽トラのドアを開けようとしても
ドアが変形して開きません。

人力では無理だと判断したうちの一人が
たまたま車に積んでいた

「バールのようなもの」

を持って来ました。

それ使ってドアを5センチほどこじ開けることができたので、
私を始めとするそこに集まった人々がその隙間に必死の形相で取り付いて
力を合わせてドアを前後にゆすったり蹴ったりして、
ドアを全開することに成功したワケです。

ここまで時間にしてトータルで3分ほどでしょうか・・・

私を始めとする皆がホント必死になって、
力を合わせて救助作業をしました。

「必死」なんて形容すると
大げさに聞こえるかも知れませんが、
実際に皆が必死だったんです。

なんせガソリンがドバドバと漏れているデンジャラスゾーン、
いつガソリンへと引火してもおかしくない状態です。

とにかく一刻の猶予も無い事態なものですから、
「皆が必死になってやらざるを得ない状況に追い込まれていた」
ある意味、そう言えるかもしれません。

しかし、ドアは全開になったものの、
運転者は足を挟まれたままです。

そこでまたまた

「バールのようなもの」

の出番です。

足を圧迫して挟んでいる車体部分の下方に

「バールのようなもの」

を差込み下にグイッと押し下げると
少しだけ車体部分と足の間に隙間ができました。

その瞬間に私を始めとする、
救助作業にあたっていた
「バールのようなもの」
を担当した以外の皆で、
「せーの!」でタイミングを合わせて
運転者を運転席から引きずり出すことに成功したのでした。

ここまで時間にしてトータルで5分ほどでしょうか・・・

けっこう短時間で救出できたのは、
ガソリンが漏れているという逼迫(ひっぱく)した状況ゆえの、
皆が一丸となって必死になっての救出作業ってのもありましたが、
何といっても
「バールのようなもの」
の力があってこそのモノでした。

もしも・・・

あの日あの時あの場所で君に会えなかったら

「バールのようなもの」
が無かったとしたら・・・

そう考えただけで、
今だにホント空恐ろしい(ソラオソロシイ)気分になります。

救出作業に成功したかどうか微妙だったと思いますし、
仮に救出作業に成功したとしても相当な時間がかかったのは間違いありません。

事故車両一台から一人を救出する作業ですら
大人の男性が5~6人でかかったとしても
「バールのようなもの」
が無ければ実際に救助できるかどうかすら怪しい状況なのです。

震災時には
自衛隊、、消防、警察などの救助がくるまでは、
地域住民が救出作業をする必要性があります。

そう考えたら、
地震とか災害時とかの家屋倒壊の救助作業に備えて、
「バールのようなもの」
が最低でも一家に一つ、できれば家族で作業にあたれる人数分は絶対に必要だな、
そう思うワケです。

あと、作業時に邪魔な木材などを切断できるように
ノコギリもセットで用意したいですね。

そういった作業に必須なのが安全靴です。

倒壊した家屋からの救出作業なのですから、
足元も非常に危険なワケですからね。

ところで・・・

安全靴って知ってますか?

工場なんかで働いたことがある方は
安全靴ってけっこう身近だと思います。

安全靴っていうのはつま先に鉄板が入っているんですよ。

ですからつま先に重量のあるモノが落下してきたとしても、
足が潰れたりしないので安心なんです。

しかし・・・

普通に工場なんかで使っているような安全靴なんかじゃ
かなり不安ですね。

倒壊家屋での救出作業ってのは、
「踏み抜き(ふみぬき)」
による危険度が非常に高いからです。

「踏み抜き(ふみぬき)」ってのは
文字どおり危険なモノを踏み抜くことです。

倒壊家屋で危険なモノ・・・

それは釘(クギ)です。

作業中にクギなんか踏み抜いたら大変なことになります。

古釘(ふるくぎ)を踏んでしまい
即、病院へ連れて行かれた経験のある方も多いと思います。

「クギを踏んだくらいで大げさな!」

などと思うかもしれませんが大げさでも何でもありません。

これは破傷風(はしょうふう)へと感染する可能性を考えての処置なのです。

破傷風に感染すると死に至ることもあるワケですから、
即、病院へ連れて行くのは何ら間違っていないのです。

つまり・・・

震災時の倒壊家屋で救助作業する場合には、
安全靴も「踏み抜き(ふみぬき)」を防止できるモノが必要でしょう。

さらに足元も不安定ですから、
足首を挫いたりすることが無いようにブーツタイプ、
つまり編み上げ式の半長靴(はんちょうか)もしくは
長靴(ちょうか)が良いのではないでしょうか。

あと靴の中に異物が入ってくることへの対策にもなります。

あなたも経験があるかも知れませんが・・・

ちょっと山道なんか歩いただけでも、
靴の中には小石や土や砂利なんかが
ドンドンと入って来るじゃないですか?

半長靴もしくは長靴なら、
そういったことも防げますので、
例えば、土砂の除去作業が必要な場合なんかでも安心なのです。

ちなみにここで私が言っている半長靴もしくは長靴ってのを
どんなモノか分かりやすく一言でいえば、
いわゆる「軍靴(ぐんか)」です。

危険な職務に従事する
自衛隊や消防のレスキュー隊が履いている
そんな安全靴を欲しいですね。

Amazon(アマゾン)でパッと見たところ
コレなんか良さげに感じてかなり気に入ったので、
私はこれを購入したいと思っています↓

ところで・・・
安全靴を購入したとして・・・

新品のまま置いておいて
イザって時に履きなれない靴ってもの困りますので、
普段から散歩なんかで使って慣らしておく必要もありますね。

あと・・・

蛇足かもしれませんが一応言っときますと・・・

自衛隊の映像なんかみても分かりますが、
実際にこういった靴を履いて作業する際には、
ズボンの裾が引っかかったりすると転倒など思わぬ危険性があるため
安全面を考慮して基本的にはズボンの裾(すそ)を靴の中に入れます。

もちろん日常において履く場合は
ズボンの裾を靴の中に入れたりする必要はありません。

ちなみに以前のエントリーをみてみたところ、
震災時に備えて用意しておきたいモノってことで
ナンヤカンヤ書いていました。

その記事と今回の記事をプラスすると、
震災時に備えて用意しておきたいモノは下記のようになりました。

『圧力鍋』
『カセットコンロ(カセットガス含む)』
『無洗米』
『水』
『使い捨て食器(容器)』
『割り箸』
『消毒用アルコール』
『キッチンペーパー』
『消毒用アルコールを含んだウェットティッシュ』
『消毒用アルコールを含んだ使い捨てアルコールタオル』
『レトルト食品』
『缶詰』
『カップ麺』
『パックご飯』
『バールのようなもの』
『ノコギリ』
『安全靴(踏み抜き防止タイプ、
編み上げ式の半長靴(はんちょうか)or長靴(ちょうか)』

今回は以上で終わります。

また次回、本ブログであなたに会えるのを楽しみにしています。



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